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多周波加熱技術

多周波加熱技術

2種類(低・高)の周波数電力を取り入れた多周波加熱技術として、ホットスイッチング®(HSW®)方式とオーバーラップ(OLP®)方式の多周波加熱システムを開発しました。
多周波加熱技術を高周波熱処理に適用することで、従来の単周波電源では難しいと考えられていた様々な熱処理課題への挑戦が可能です。特にHSW方式は、ms(1000分の1秒)の速さで2周波を自由に切替えながら出力が可能で、広い周波数効果での高精度な高周波加熱を可能にした、新しい多周波加熱システムです。(特許登録済)

ホットスイッチング(HSW)方式 オーバーラップ(OLP)方式

主な特長

ホットスイッチング方式(HSW)

  • 加熱中にms(1000分の1秒)の速さで周波数を切替えて加熱することが可能。
  • 交互に出力する低周波と高周波の出力時間の割合を調整することにより、焼入硬化層、加熱パターンの調整が出来ます。
  • 近接に設置したコイル間に相互干渉がなく2ヵ所の同時焼入れが可能。

オーバーラップ方式(OLP)

  • 低周波と高周波を重ねて出力でき、連続的な多周波効果があります。
  • 低周波と高周波の加熱電力の調整により、焼入硬化層、加熱パターンの調整が出来ます。
  • ネツレン独自の回路構成により、シンプルなシステムが可能になりました。

応用例

・異形部品の輪郭焼入れ(歯車、リングギヤ)
・異硬化層の焼入れ(中空ドライブシャフト、ラックバー)
・2コイルによる焼入れ(2ヵ所同時焼入れ)



多周波多台持焼入システム

HSW方式の場合

2つの異なる周波数を高速に切替えて様々な周波数の効果が得られるHSW方式の多周波電源に、切替器を介して複数台の焼入機を接続することで、それぞれの焼入機で最適な周波数による焼入れが可能となります。(特許出願中)

イメージ図

多周波多台持焼入システム イメージ図

生産サイクルの例

多周波多台持焼入システム 生産サイクルの例