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直接通電加熱

直接通電加熱

直接通電加熱(DH:Direct Resistance Heating)とは、導電性の被加熱物に直接電流を流し、被加熱物の内部抵抗によるジュール熱にて直接加熱する抵抗加熱の1種です。
ネツレンでは独自のDH技術により、線材や薄板の急速加熱が可能で、加熱設備の小型化や加熱の高効率化、作業環境のクリーン化に貢献します。

特長

① 環境にやさしい電気加熱 (少ないCO2の排出)
② 電力から熱への高いエネルギー変換効率 (加熱原単位の削減)
③ 急速加熱による高速化、省スペース化 (設備費の削減)
④ 急速加熱による立上げ運転の短時間化 (スケジュールフリー)
⑤ 高い制御性による工程フレキシビリティの向上 (サイズスケジュールフリー)
⑥ 部分加熱 (部分高強度化)
⑦ 加熱速度の制御、急速加熱 (組織微細化)

連続線材への適用

ネツレン独自のリングトランス方式によるDH技術により、連続線材の加熱が可能です。

特長

(1)電極間に電圧が発生しないため製品、人に安全な装置
(2)コンパクトな構造による省スペース

用途

焼入れ、焼鈍、熱間鍛造、パテンティング

線材用DH装置 線材用DH装置電極部
線材用DH装置 線材用DH装置電極部

“矩形”薄板への適用

“矩形”薄板用のDH装置は、ホットプレス工法の加熱装置として使用されています。
[事例]
ドアインパクトビーム

矩形薄板用DH装置

矩形薄板用DH装置

“非矩形”薄板への適用

ネツレンでは新たな移動電極法を開発し、従来手法では不可能であった”非矩形”薄板のDHを可能にしました。さらに、形状・断面積変化がより複雑な薄板への適用拡大を進めていきます。

非矩形薄板(台形)の加熱状況

非矩形薄板(台形)の加熱状況