焼入液の濃度管理は、屈折計で測定した糖度から換算して濃度を管理しています(一般的)。
しかし、焼入液を長期間で熱劣化や不純物混入により冷却速度が変化し、換算濃度が焼入品質と一致しない場合があります。
ネツレン冷却能測定装置は、長年の熱処理メーカーとしてのノウハウを活用し冷却時間を新液での測定結果と比較することで、事実的な液濃度の管理が可能になります。卓上に設置可能なコンパクトサイズです。
【冷却能力定期測定サービス】
定期的な測定(例:1回/月)サービスです。
新品の冷却液で測定したデータと現在使用中の冷却液の差異を測定します。
それにより、液交換タイミングの目安を、お客様にて判断しやすくなります。