ネツレンでは、長年にわたって高周波誘導加熱による歯車の輪郭焼入技術の開発を行ってきました。
超急速短時間加熱焼入れ”SRIQ®(Super Raid Induction Heating and Quenching)”は、数秒の予熱後に非常に短時間の本加熱(0.5秒以下)を行うことで、歯車の輪郭に沿った焼入れが可能となり、歯元に非常に高い圧縮残留応力を付与できます。これにより、高曲げ疲労強度が得られるとともに、短時間加熱の効果により焼入変形量が小さく、後工程を減らすことができる等、多くの利点を有しており、自動車部品などに採用されています。

特徴

  • 変形量(歪)が小さい(±5ミクロン以下)
  • 後工程の低減が可能である
  • 省エネルギーである(対浸炭50%減)
  • インライン熱処理が可能である
  • 熱処理時間の大幅な短縮が図れる

関連製品・サービス情報

お問い合わせ