世界初!一本の鉄筋に二種類の強度を併せもつ「部分高強度鉄筋」。
ヒンジリロケーションを実現し、建物の性能が向上します。
ダブルスタークは、JIS G 3112 に基づき製造された鉄筋を高周波熱処理により鉄筋の一部を高強度にした鉄筋コンクリート用異形棒鋼になります。
本製品は、元の鉄筋の仕様に準じた普通強度部(基材部)、高強度部、徐々に特性が変移する移行部から構成されており、1本の鉄筋に普通強度部と高強度部を任意の位置で設けることにより、梁のヒンジリロケーションの実現ができ、柱梁接合部における損傷を抑制することが可能となります。
また本製品は、2018年 “超” モノづくり部品大賞を受賞をしています。
鉄筋の使用量を従来より30%程度削減でき、資源の有効活用と生産過程において生ずる二酸化炭素の排出量の軽減が期待出来ます。
梁の付け根部の破壊が抑制されるため、付け根部に開孔を設けることができる可能性があります。柱梁接合部における部分高強度鉄筋の高強度部を高強度鉄筋として使用できるため、梁の断面を小さくすることが可能な場合があります。
過密配筋や梁の二段配筋の解消が出来、また鉄筋削減による継手や定着金物数の削減が出来ます。
高強度部は建築基準法第37条二号による大臣認定 MSRB-0106 を取得しています。
GBRC 性能証明 第20-17号(鉄筋コンクリート梁に部分高強度鉄筋ダブルスタークを用いる工法)を取得しています。